1年新しいVEGAを駆逐する「Geforce GTX 1080」レビュー。価格が下落したグラボのベンチマーク・ゲーム性能・消費電力

高嶺の花だった「Geforce GTX 1080」が値下がりしている。発売当初は高い性能と10万円を超える価格設定で「代理店税」の重さを国内自作PCファンに改めて認識させた「GTX1080」。しかし1年を経て値下がりし、価格改定と相まって現在は半額近い価格で販売されている。

発売から1年経った「Geforce GTX 1080」は「買い時」なのだろうか。今回はライバルGPU「Radeon RX Vega64」や上位GPU「GTX1080TI」、下位GPU「GTX1070」との比較を中心に、「Geforce GTX 1080」をベンチマーク・ゲームFPS性能・電気料金を計測してレビューしていく。

「Geforce GTX1080」の仕様

前世代から飛躍的な性能アップとなった「GTX1080」

「Geforce GTX 1080」は2016年5月に発売されたPascalアーキテクチャを採用するNVIDIA最新のハイエンドクラスGPUだ。プロセスルールがGTX900シリーズの28nm HPから16nm FinFETへと移行し、高いGPU性能と低い消費電力を両立している。

Maxwellのハイエンド「GTX TITAN X」を大きく上回る性能を示し、GTX980SLIに匹敵する性能を示すとして、かつてない性能の飛躍率で大きな話題を集めた。

発売当初はシングル最速GPUとして「ニューキング」として据えられたハイエンドだったが、その後「Taitan X」「GTX1080TI」「Titan XP」と更なるハイクラスが投入されており、最速GPUではないが性能は未だ色褪せていない。

上位GPUとライバルの登場で価格改定、大幅値下がり

発売当初は海外では「699ドル」のGPUが国内では10万8000円前後という高い価格設定で「アスク税」による国内自作市場の歪みが騒がれた「GTX1080」。

1年かけて徐々に値下がりし、上位GPUの「GTX1080TI」とライバルAMDの「Radeon VEGA」の登場で「599ドル」に価格改定され、国内価格も大きく値下がりしている。

「GTX1080」は上位「GTX1080TI」と比較すると2~3万円、VEGAより1~2万円ほど安い事を踏まえると、ハイクラスながらも手が届く価格に降りてきたGPUと言えるだろう。

外観・形状の特徴

「ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Extreme 」レビュー

今回レビューに用いるグラフィックボードは「ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Extreme」となっている。

3連ファンによる高い冷却性能とオーバークロック仕様の上位モデルで、「GTX1080」製品の中でも最強クラスに位置するビデオカードだが、大きすぎて逆に最安値クラスに値下がりしている特殊な製品だ。


ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Extreme VD6077 ZTGTX1080-8GD5XAMPEX01(amazon)

インターフェース形状:PCI Express(3.0) x16
コアクロック:ベース 1771 MHz ブースト1911 MHz
メモリクロック:10.8 GHz
ビデオメモリ:GDDR5X 8GB 256bit
映像出力:HDMI2.0b×1/DisplayPort 1.4×1/DL-DVI×1
補助電源コネクタ:8ピン×1+6ピン×1
専有PCIスロット:2.5スロット
サイズ:約325×150×56.6mm
推奨電源容量:500W以上


付属品はシンプルでドライバとマニュアルとDual 6-pin to 8-pin PCIe adapter の補助電源変換コネクタが2つ。分厚いクッションとエアキャップで厳重に梱包されている。

  AMP Extremeという事で 一目で分かる巨大さだ。全体の作りも堅牢そのもので 重量1.5Kgも軽く越える弩級クラスのグラボだ。大型の冷却ファンを3基搭載した「IceStorm」クーラーを採用。16+2フェーズ電源回路という高品質な電気回路もアピールしている。

LEDライティング機能なども備えており、FireStormと呼ばれる専用制御ソフトウェアで色の変化や消灯など様々なコントロールが可能となっている。GTX1070以上はSLI可能モデルなのでSLIブリッジ端子が備わっている。

巨大すぎる弩級サイズのグラボ

一般的なフルハイトサイズのGTX970のリファレンス版と比較しても、「ZOTAC GeForce GTX 1080 AMP Extreme」はかなり大きい。GTX970がロープロファイルグラボの様に見える。

メーカー公称サイズは「約325×150×56.6mm」だが、実測してみると31cm程度だった。ミドルタワーケースでもカード長はかなり気をつける必要がありそうだ。購入する前に余裕があるか測っておいた方が良いだろう。

ブラケット側面部分も3cmほど出る事になり、ここから更に補助電源のスペースも必要になる。横幅にもある程度留意しておいたほうが良いだろう。

重すぎて斜めにたわむグラボで突っ張り棒は必須

1.5Kgを越える重量という事もあり、PCI-Expressスロットに収めると斜めにたわんでしまう。テンションがかかり、マザーボードの負担も気がかりだ。

下記の様に下から支えるスペンサーがケースに搭載されていれば良いが、付属してないケースが大半だ。突っ張り棒か見た目に拘るなら「ゲーミング突っ張り棒」で支えて上げた方が良いだろう。

 

最新~古いモニタでも対応可能な映像端子構成


ハイエンドグラフィックボードでは削減されつつあるDVI端子が備わっているため、古いモニタを利用しているユーザーも安心だ。

ディスプレイポートは3つ備わっており、バージョンは規格上では8K-60Hzや4k-120Hz、HDRをサポートする「DisplayPort 1.4」。「HDMI」は1つで4K/60Hz映像出力、HDR対応、横長の変則アスペクト比モニタに対応した「HDMI2.0b」に対応した最新仕様だ。

大型の冷却ファンを3基搭載したセミファンレス仕様

「IceStorm」と名付けらた3連ファンはセミファンレス仕様で負荷が低い時は完全停止し、静音化が図られている。巨大なヒートシンクと相まって、高い性能と静音性の両立が期待できる。

刻印も国内メーカーの「玄人志向」のようなチープなシールではなく、高級感溢れるデザインとなっており、見た目に拘る自作ユーザーも安心だ。

補助電源

GTX1080のリファレンス版は8ピン×1という仕様だが、本モデルはオーバークロックモデルという事で補助電源は8ピン×2に強化されている。しかし推奨電源は500W以上と意外と控えめだ。

また補助電源ピンは通電するとランプが点灯する。

バックプレート

ハイエンドモデルという事で金属バックプレートが搭載。超重量級のビデオボードの変形・たわみを防いでくれる。GPUへの電源供給をリアルタイムで最適化・制御する「Power Boost」回路をアピールした刻印が施されている。

ゲーム系ベンチマーク

では「GTX1080」のゲーム系ベンチマークを見ていこう。Pascal世代のエースとして投入されたGPUのゲーミング性能は1年以上経った現在も通用するのだろうか。ライバルのAMD VEGA64、上位のGTX1080TI、下位のGTX1070との比較を中心に見ていく。

3DMARK TimeSpy 

DirectX12のゲーム性能と高負荷ゲーミング性能を図る「TimeSpy」。流石に上位GPU「GTX1080TI」には及ばないが、1年も新しい最新GPU「VEGA64」を圧倒しており、今もなお色褪せない性能を示唆している。

最新GPU「GTX1070Ti」に迫られているが、平均価格・最安値双方で「GTX1080」の方が安価な事を踏まえると、今のところ敢えて選択する意味はない。

3DMARK  Firestrike Full HD

現在主流のDirectX11のゲーム性能を図るフルHD「FireStrike」。ここでもGTX1080はGTX1070と比較しても1ランク上の性能を示し、VEGA64の追随も許さない。フルHDではGPUが飽和気味でGTX1080TIとの差も縮まっている。

FF14ベンチマーク 紅蓮の解放者

PS3世代の少し古めのゲーム性能指標となるFF14ベンチ。ここでもライバルVEGAを圧倒する結果を示す「GTX1080」。ハイスコア時の判定や処理が違うのか紅蓮と蒼天でスコア差が出る結果となっている。やはりフルHDでは負荷が飽和しており、「GTX1080TI」との性能差は大きくない。

「GTX1080」は4Kでも「非常に快適」判定が出ており、軽いゲームであれば4Kゲーミングも快適なプレイが期待できる。NVIDIA GAMEWORKの影響が濃く出ており、「VEGA64」との差は大きく広がり、全く相手になっていない。

ここでは「GTX1070Ti」とスコア差が出ており、メモリ周りのスペック差が出ている。

国産ライト ネットゲーム 4Kベンチマーク

軽量な国内ネットゲームのベンチマークを見ていく。尚このクラスのゲームの場合、「GTX1080」クラスでは負荷が軽すぎてスコアが飽和気味だ。純粋なGPU性能というより、これらの軽量ゲーム動作を図る指標程度に捉えて見ていく。

ドラゴンクエストX ベンチマーク

左:FullHD最高画質 右:4K最高画質

ドラクエ10ベンチはフルHDではスコアは完全に飽和して、「GTX1050TI」あたりからスコア差が出ず参考にならないため、4Kでのベンチ結果に絞って見ていく。

4KでもフルHDと大差ない2万近いスコアで「すごく快適」判定だ。VEGA64とは互角といった所で、高FPSによる4Kゲーミングが期待できる。やはり2万を超えたあたりでGPU負荷は飽和気味でGTX1080TIとの差は小さい。

ファンタシースターオンライン2 設定6 ベンチマーク

RADEONはPSOには最適化されていないためか、Gefroceと比較すると1ランク落ちる結果となっている。グラフで見るとGTX1070からGTX1080での比較率が高い事が分かる。ここでもGPUは飽和気味でGTX1080TIとの差は小さい。

GPGPUベンチマーク

動画や3Dなどクリエイティブソフトで用いられるGPGPU性能を図る「CompBench2.0」。ここではVEGA64に少し遅れを取る結果となっている。しかし現実的にこの手のソフトが殆ど「CUDA」の対応・最適化が進んでいる事を踏まえると、アプリケーション内の実測値では反転する可能性が高い。

VRベンチマーク

VRレディとなる「Geforce GTX1080」。余裕の1万超えで通常のVRゲームであれば十分快適なVR体験が可能な事が期待できる。

高負荷時では上位のGTX1080TIと比較すると大きな差を付けられている。内部解像度を上げるような高品質VR体験を求める場合はGTX1080では荷が重そうだ。

実際のゲームプレイ時のFPS比較・ゲーム性能

ここからは実際のゲーミングでの動作を見ていく。最新のプレイステーション4・XboxOne世代のゲームと、数年前のPS3・Xbox360世代のゲームのFPSを計測してみた。

現行のGTX1000シリーズと競合の「VEGA」「RX500」シリーズのミドルレンジ以上のGPUとの比較をフルHDのみならず、4Kでのゲーミング性能も踏まえて比較していく。

PS4・XboxOne世代のゲーム:1920×1080

Witcher3 (ウィッチャー3)

今世代のオープンワールドRPGの代表作「ウィッチャー3」。フルHD最高画質(Nvidiaヘアワークスなし)なら平気でも100フレームを超えており、ボトムも90フレーム以上を維持している。画質設定を変更すれば、高リフレッシュレートのゲーミングモニタで楽しめそうだ。

VEGA64がボトムでピークから40フレーム近い落ち込みを示しているが、GTX1080は20フレーム程度で押さえ込めている。

4K最高画質がGTX1080には少し荷が重く、平均60フレームには遠く及ばない。4Kゲーミングが目的ならグラフィックオプションを変更する必要がありそうだ。

DarkSouls3(ダークソウル3)

Darksoul3は上限フレームレートが60に固定されているため、フルHDでは完全に飽和している。フルHDモニタを用いてプレイする限りはGTX970やGTX1060,RX570,RX580などのミドルレンジGPUとゲーム体験に差がない。

4Kになると差が顕著になっている。GTX1080はフレームレートが平均55FPSを超えており、4Kでもゲーミングプレイが期待できる。画質設定を一段低い「最高」から「高」にすれば60フレーム安定で快適に遊べそうだ。

VEGA64では高画質では全く60フレームに届いてない。この辺が「ゲーム体験の差」として現れる境界といったところだろうか。

Batman Arkm Knight (バットマン アーカム・ナイト)

比較的初期のPS4タイトルのため負荷が軽いバットマンAK。GTX1080は平均でも160FPSを超えており、ゲーミングモニタを用いても最高画質で妥協なく遊べる事が期待できる。ピークフレームは逆転しているが、全体としてはVEGA64を20フレーム程度上回っている。

4Kでも平均は60フレームを超えている。ボトムの落ち込みが激しいが、上位のGTX1080TIでも同様なので他にボトルネックがありそうだ。

For Hornar (フォーオナー)

GTX1080はVEGA64を20フレーム程度上回る性能を示している。フルHDだとGPU負荷が飽和気味なのか全体で見ると下位GTX1070、上位GTX1080TIとの差が出にくい。

高負荷でもVega64を大きく上回る「GTX1080」。何故か下位「GTX1070」と誤差程度の差しか出ておらず原因は不明だ。CPUの方がボトルネックになるシーンが多いためかもしれない。

PS3、Xbox360世代の4Kゲーミング:3840×2160

最新のゲームでは4Kは軽量なゲームでなければ4Kで60フレームが厳しい「GTX1080」。PS3世代のマルチタイトルであれば十分4K60フレームが狙える。ここからは数年前の少しだけ古いゲームの4Kプレイ時の性能を見ていく。

METAL GEAR SOLID Ⅴ (メタルギアソリッドV-グラウンド・ゼロズ)

フォックスエンジンを用いたPS3、PS4の縦マルチタイトルで比較的重いメタルギア・ソリッド5。「High」設定であればGTX1060程度の性能で十分60フレームを維持できている。GTX1080はかなり余裕がある様なので更なるグラフィックオプションの調整による高画質化が狙えそうだ。

LIGHTNING RETURNS:FINAL FANTASY XIII(FF13 ライトニング リターンズ )

JRPGの代表作FF13三部作の完結編。かなり軽い部類の様でミドルレンジ移行FPSに差は出ない。未プレイならSteamで安価で販売されているので、コンソールでは味わえない4K高画質で遊ぶのも悪く無いだろう。

BioShock Infinite (バイオショック インフィニット)

上限フレームがなく、4KでもGPUの性能が図りやすいバイオショックインフィニット。GTX1080はVEGA64に明確に高い性能を示し、下位GTX1070との差も大きい。平均フレームは110FPSに達しており、将来的に4Kゲーミングモニタの対応も可能なパフォーマンスを発揮している。

Tomb Raider 2013(トゥームレイダー2013)

GTX1060程度ののGPU性能があれば十分4K60フレームで処理できれおり、GTX1080では若干オーバースペック気味だ。こちらもグラフィックオプション次第では将来的にゲーミング4Kモニタでのプレイが期待できる。

フルHDならゲーミングモニタでの快適プレイ、4Kでも画質設定次第では60FPSを狙える「GTX1080」

「Gefroce GTX 1080」はフルHDでは余裕をもって最高画質60フレーム安定で遊べ、画質設定次第ではゲーミングモニタを利用した高リフレッシュレートプレイも期待できる性能を持っている。4K高画質は流石に荷が重いが、画質設定を調整することで60フレームが狙えそうだ。

PS3,Xbox360世代のゲームなら4Kモニタや高リフレッシュレートのゲーミングモニタでのゲームも余裕で対応できるパフォーマンスをGTX1080は備えている。Steamで頻繁にセールされているタイトルが多いので、当時では体験できない品質で遊べるバリューは大きい。

総じて「Geforce GTX1080」は1年以上新しい製品「Radeon VEGA64」と比較しても見劣りどころか、上回る性能を持ったGPUと見て問題ないだろう。発売から時間を経ているが、現時点でも全く遜色はないハイクラスグラフィックボードの地位は十分保っている。

GPUクロック、温度、GPUクーラーの挙動

GPU-Z情報

メモリはMicron製のGDDR5Xと表示されている。Boostクロックはリファレンスの1733Mhzを大きく上回る1911Mhzと非常に高い。

GPU-Z アイドル時と高負荷時の挙動

以下はアイドル時と高負荷時のGPU-ZのSensors情報。低負荷時はクロックを抑えて省電力に処理しており、ファンスピードも止まっている。

高負荷時のコアクロック・GPU温度・ファンスピードの推移

下記のグラフはFF14ベンチの起動からベンチマーク終了後にアイドルに戻るまでのGPUクロックと温度とクーラーファンの挙動グラフ。クロックは瞬間的に2000Mhzの大台に達し、その後も1974Mhzと高い値を維持している。

セミファンレスなのでアイドル時は停止しており、GPU温度が58度に達するとファンが徐々に動作しはじめる様だ。GPU温度は上限73度。アイドル時は50度程度となっている。ファンの回転数はピークでも34%程度で回転音も静かだ。

消費電力比較

ハイエンドという事で消費電力と電気代の影響も大きいクラス。ここからはGTX1080の電力消費にスポットを当てて見ていく。

システム全体の消費電力のリアルタイムログが以下。(左:アイドル 右:フルロード)

アイドル時のシステム全体の消費電力

昨今のグラフィックボードはアイドル時の消費電力は極めて低い。Pascal世代は更に優秀さが際立っており、ハイクラスでもミドルクラスと大差ない低消費電力を保っている。反対にRadeonはクラスが上がると消費電力も向上しており、制御に苦労している事が垣間見れる。

高負荷時のシステム全体の消費電力

こちらはウィッチャー3でGPU使用率を100%にして計測したシステム全体の消費電力。省電力性が優秀なPascalアーキテクチャとだけあって、「GTX 1080」はOCモデルにも関わらず、300Wを下回る結果を示している。

反対に「VEGA64」は消費電力が跳ね上がり、「GTX1080TI」を大きく上回った。「GTX1080」と「VEGA64」の差は125W近い差が出ており、ワットパフォーマンスという観点でみると「GTX1080」は「VEGA64」を圧倒している。

以下は「1日3時間、GPU負荷100%でゲームを1年プレイした」と想定した場合の年間電気料金の比較。ライバルのVEGA64とは3000円程度の差となっており、これをどう捉えるかは人それぞれだろう。長時間付けっぱなしの場合は、その差は更に大きくなる。

「Geforce GTX 1080」レビューまとめ

発売から1年以上を経てもハイエンドクラスに君臨

オリジナルモデルが多彩・安価に流通している「GTX1080」は1年新しい「VEGA64」と比較しても、見劣りするどこか有利な性能を示した結果となった。とくにワットパフォーマンスという観点では完勝しており、Pascalアーキテクチャの優秀さを実感させられる。

価格も「VEGA64」と比較すると1万から2万円程度安く、選択肢も広い。発売から1年経っており、特価やメモリクロックアップ版の影響で在庫処分セールも多い点も美味しい。現時点ではRadeonのFulidmotionやAMD FreeSyncなどに大きな拘りがなければ、VEGA64を選ぶ必要性は薄そうだ。

発売から1年以上たち、そろそろ次世代「Volta」の足音も聞こえ始める「Gefroce」。しかし、「GTX 1080」がそうだった様に新しい製品は「ご祝儀価格」、「代理店税」が重くのしかかり、コストパフォーマンスは悪くなりがちだ。

またライバルAMDのVEGAの失敗もあり、NVIDIAはVoltaの投入を焦っておらず、発売は遅くなりそうである。当初の発売価格から半額近くまで価格が落ち着いたハイクラスのグラフィックボード「Geforce GTX1080」は、ある意味買い時なのかもしれない。

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