衣類・布の制作に強力な味方となる「Marvelous Designer」。Steamでも配信されており、敷居が随分低くなってきた。利用頻度が低いセクションだと、オペレーションを忘れがちだ。というわけで当ページでは個人的メモを兼ね、基本操作を記している。
操作設定
ビューポート操作を3dsmax、Maya風に変更する
デフォルト設定だとビューポートの操作が行い難い。使い慣れたDCCツールの操作にプリセットで変更できる。
メニューから 設定>ユーザー設定
デフォルト設定をクリックするとプルダウンが出るので Maya,3dsmax、タブレット等選択できる。
インターフェイスの言語を日本語から英語に変更する
Marvelous Designerの情報は圧倒的に英語ベースだ。デフォルトではSteamの言語設定にあわされて日本語になっているため、セッティング>言語>Englishで英語表記にしたほうが、チュートリアルなどをこなしやすい。
操作の座標系をローカル・ワールド座標に変更する
デフォルトの操作はビューポート基準で3Dビューの操作が行いにくい。以下の方法で操作座標系を変更できる。
Perfernces > Gizmo > Local Coordinateでローカル座標
Perfernces > Gizmo > World Coordinateでローカル座標
基本ワークフロー
まずはデフォルトの服を削除する。下記アイコンをクリックして 右画面の服を全体選択後にBackspaceキーを押す
服がなくなる
下記のアイコン部分を選択する
右画面をドラッグすると長方形の布が1枚作成される。
左のビューポートで布を頭の上部に水平に配置する
下記のアイコンをクリックするとシミュレーションが開始される。
アイコンを再び押すとシミュレーションが終了する。
シミュレーション結果をリセットする
下記アイコンをクリック
結果が戻る
・より詳細で詳しいチュートリアル動画
裁縫のよじれを解消する
接続裁縫部分が「よじれる」場合が多い
上記のアイコン>青い線上の上で右クリック>Reverse Sewing
アバター(3Dモデル)を変更する
ファイル>インポート>OBJ
オプションのスケールをDCCツールの設定値を一致させる事
参考リンク
Steam
公式サイト
販売店
http://www.too.com/product/software/cgcad/marvelousdesigner/